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小さくても強いビジネス、教えます！
『起業・独立の強化書』
著者：増田紀彦
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＜会員へのご紹介文から＞
川野です。
キープラネット理事の増田紀彦さんが、本を出しました！
これまで、キープラネット主催で何度も、増田さんには講演やセミナーの講師をお願いして、小さくても強いビジネスにしようというお話を私たちは聞いてきました。
今回のこの強化書は、これまで増田さんがドリームゲートのメルマガに１年間書き続けてきた内容や、セミナーなどで話してくださったものを総まとめにして出版した中身たっぷりの本です。
私的には、起業したい人というより、キープラネットの私たちのように、むしろ起業した人たちが、迷ったり、悩んだり、どうすればもっとよくなるかのヒントがほしい時に読むバイブルとしてお勧めしたいと思います。
もちろん、起業したい人にとっても、たくさん目から鱗のことがあるのですが、実際に現場で日々事業をし続けている人の方が、よりリアリティをもって読めることは間違いありません。
すごく勉強になると思います。
言葉は簡単でも、読む側のレベルによって、内容のレベルが変化するとそんな奥の深い内容だな〜と思って読みました。
ここからはちょっと余談になりますが、
自分の強みはなかなかわからないものですよね。
いつだったか増田さんにこんなことを言われたことがありました。
「もう、あんまり可笑しくて、会社に戻って川野さんを知っている社員にその話を聞かせてみんなで笑ったんだ。川野さんが会員を捕まえて会員の継続交渉をしているんだけど、その交渉の仕方が可笑しいのなんのって。
『悪いようにはしないから、来年もいなさい。』だと。そんな説得見たことも聞いたこともなくて、大笑いだよ。それでも、その人は説得されて、今でもいるんだよな。川野さんにはそういう力があるんだね。」と。
この話を思い出したのは、実は、この強化書の一番最初の学習テーマを読んだときでした。
「自分の強みの認識」
〜市場の成長性以上に、市場と自分との相性が大事〜
「私は経営者には向いてないみたいだ」と言った時に、増田さんが言った台詞を聞いて、あのときの様子をありありと思い出したのでした。
「僕は川野さんは経営者に向いていると思うよ。川野さんは人に事業をやらせるとうまくいく。自分で事業をするときがあるから、失敗するんだよ。川野さんの場合は、いろんな人の得意をみつけて人に仕事をさせたり、たくさんお金をもっている人から、悪いようにはしませんからって、お金を集めてきて、世の中のためになるような大きな仕事が出来る人だと思うよ。何をしでかすかわからないところに、魅力と期待をみんなはもっているんだと思うよ。」と。
そのとき、あの「悪いようにはしないからいなさい。」と言った時のシーンが浮かんできたのでした。確かに、そのせりふ、好きなんです。
でも、誰にでも言っているわけではなくて、無意識のうちに相手を選んで言っているみたいなんです。この人はいた方がいいと確信してる時や、いてほしいと思っている時に。でも、悪いようにはしていないけれど、いいようにもしていないかもね。（笑）
増田さんが言うように、自分の強みがそういうところにあるとは思ってもいなかったので、結局いろいろ自分のスキルをあげて得意を作ろうといろいろ努力してきて、上手くいかなかったこともたくさんあって、不要な自信喪失も味わっているんだから「もっと早く言ってよ〜。」みたいな感じですが、増田さんに言わせると「もうなんべんも言っているけれど、川野さんは人の話を聴かないだけ。」だそうです。(^^;)
さて、というわけで、この強化書は、「自分の強みを認識する」から始まります。
事例に出てくる台所広司さん（35歳）の失敗事例とその原因、そして解決のための具体的なモノの考え方を示しながら、しなくてよい失敗は学んでおくことで避けられるし、仮に同じような選択をしてしまった場合でも、どのようにすれば越えられるかというアドバイスをしています。
例えば、台所さんは、市場の成長性に興味を持ったのであって、市場そのものに興味があったわけではないところの問題点をあげています。
それは、なぜいけないのでしょうか？ ここが、自分らしさ、自分の強みに通じるところなんですね。
自分の強みをどのように認識し、ビジネスに反映していくと失敗しないか、具体的な事例をたくさん用いながら、起業に必要なテーマを学べるようになっています。
出来ることがやりたいことでない場合は、やらないと決めつけるのではなくて、出来ることをやりたいことに生かそう！ という視点をもつことの大事さも言っています。
是非、読んでみてください。
★☆★
キープラネットの事務所でも、消費税サービスの1500円でお譲りしていますので、お近くにお越しの際には、是非お立ち寄りくださいね。キープラネットから購入してもらうと、少しでも運営費として協力して
いただけますので、どうぞよろしくお願いいたします。
★☆★
来れない方は、大きい本やさんや、また、キープラ契約のアマゾンでも購入していただけます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
ここからは、増田さんの本を、出版コンサルタントの土井英司さんのメルマガでこんなふうに紹介されていましたので、そちらをご紹介しますね。（本人の許可済み）
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ビジネス・ブック・マラソン Vol.559
『起業・独立の強化書』
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■〔１〕本日の一冊
■〔２〕編集後記
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■〔１〕本日の一冊
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『起業・独立の強化書』
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こんにちは、土井英司です。
本日の一冊は、「月刊アントレ」の創刊メンバーであり、現在は、
「独立事典」「ドリームゲートプロジェクト」の編集デスクを務め
る著者が、起業・独立の心構えと実際を説いた、注目の新刊です。
起業モノというと、啓蒙するばかりで中身のないものも多いのです
が、本書の内容は、かなり実践的。
これから起業しようとする方が、具体的に何を準備し、どんな点に
注意すべきかが、商品開発、マーケティング、マネジメント、ファ
イナンスの面から、具体的に説かれています。
実際に起業した方の成功例、失敗例を交えながら解説されているの
で、起業するとどんな問題に直面するのか、かなりリアルに把握で
きます。
既に起業した人にとっては、「もっと前に読んでおけば良かった」
と思える本に違いありません。
つまらないことで失敗しないためにも、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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個人が独立して事業を立ち上げる時は、市場の成長性と並んで、い
や、むしろそれ以上に、市場と自らの能力や志向との相性が重要
◆起業を決意した時、最初に取り組むべき作業
「求められること」「できること」「やりたいこと」。この３つの
バランスが取れる事業は何かを探すこと
（ブレーンストーミングでは）「こんなことを言ったら笑われる」
「これでは怒られる」「この考えは評価されない」など、参加者が
抱きがちな否定的心理を排除していくことが大切
起業したいテーマやジャンルが浮かんだら、改めて「顧客は誰か？」
「商品（サービス）は何か？」「提供方法はどんな方法か？」。こ
の３点を考え抜くこと
商品をガチガチに決めてしまうと、販路はおのずと限定されてしま
う。だから反対に有望な販路を先に探し、そのルートに乗せやすい
商品を選択する、あるいは絞る、または既存商品の一部を改良する、
といった考え方のほうが、事業が軌道に乗る速度はグンと速まる
同一ターゲットを狙う異業種こそ要チェック
複数の営業品目があるのが当たり前のビジネスなら、その品目の数
だけ、分割・独立させて事業化することができる
「お金を稼ぐ」ことに必死になるあまり、「お金を回す」ことをお
ろそかにしない
共同経営で始めるなら、志は同じ、能力は別が鉄則
より良いアイデアは、徹底した学習から生まれる
起業当初は、人を雇わずに、どう事業を進めるかを考える
話題やニュースになるよう、特色のある事業を計画する
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■目次■
はじめに
第一週 基本準備・入門編
第二週 実施準備・入門編
第三週 基本準備・反復編
第四週 実施準備・反復編
あとがき
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「特選 ★土井英司のビジネス・ブック・マラソン」
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著者プロフィール |
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増田 紀彦
1959年、東京都生まれ。87年、株式会社タンクを設立。企業広報、販売促進、物販など多彩な事業を展開。起業家として「山ほどの失敗と、いくつかの成功と、重要な教訓」をつかむ。その経験を生かすべく、97年にリクルート社発刊の月刊「アントレ」創刊に参加。以降、「小さくても強い事業を！」を旗印に、同誌および別冊独立事典の編集デスクとして起業・独立支援に奔走。04年度には、ドリームゲート「起業・独立の強化書」のファシリテーターを務めた。
増田紀彦さんはキープラネットの理事です。 |
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