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法人化体験
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伊藤
1000万円協業で起業そして有限会社に

窪 千恵子さん 有限会社IDPコーポレーション(東京)代表取締役
 
法人化を考え始めたきっかけ
   

 約5年前、今の仕事をするきっかけとなった人(私が参画している「テクニカルデザイナーズネットワーク」代表の渡辺氏)に出会い、何と出会った日にいきなり「あなたは起業家になれ!」と言われた。3年前に代表がこの事業を立ち上げることになり、具体的な計画を聞いたのだが、この事業にはもう一つ「起業家を育てる」という目的もあり、それには「1年目に屋号を挙げ、実務体験をしながら人の育成業務を開始、2年目でプレゼンや業界等の知識を習得、そして3年目に各自の法人化、及び他法人の方との協業開始」という計画があった。PL法も取扱説明書もwebも自分には全く縁のない世界だったが「起業家になるって何だか面白そう」という単純な理由でこの事業の立ち上げに参加した。それから代表と共にまさにこの事業の「絵に描いた餅」の話を全国で語り、1年間で同じ目的を持ってくれた仲間98名を集めた。本当に色々なことがあった中、ほぼ計画通りに事業を推進、私は今年8月に法人「紀DPコーポレーション」を立ち上げた。有限を選んだのは来年から作れなくなるから、自分に株の知識がないので株式会社の経営は無理だと思ったからである。

 
悩んだ事業計画
   

 法人化にあたり一番大変だったのは、自分の方向性をなかなか決められなかったこと。事業計画は本当に時間をかけて悩んだ。それから資金。何だかんだでこの3年間の実収益はほとんど必要経費に飛び、ほとんど手元にお金が残らなかったというのが実情で、「今法人化することが本当に自分にとってよい時期なのか?」と真剣にずっと悩み、実は4月に法人化する予定を何だかんだと理由をつけ延期してきた。でも自分が法人代表だったらこんな相手と仕事をする気にはなれないと気づき、8月の法人化に踏み切った。お金がなかったこと、ライターを名乗っているということもあり、全て自分で必要な定款等の書面を作成、それでも何とか法人化できた。同時に私と協業ができそうな法人の方が一人、また一人と回りに集まってくださるようになった。縁とタイミングというのはこういうものなのかもしれない。

 
法人化してよかったこと
   

 もし私が代表に出会わなかったら、一生自分が独立するなんて考えもしなかったし、独立しても途中で挫折していたと思う。サラリーマンの頭を起業家の頭に変えるのは本当に大変な作業で、辛くて何度も辞めようかと思った。でも仲間とその辛さを共有できたし、何と言っても家族、特に子どもたちに笑われたくないという母の意地の一念で乗りきることができた。今はやっと法人代表の方と「対等」な立場でお話ができるようになり、本当に法人化に踏み切ってよかったと思う。

 
プロフィール
    窪 千恵子 (くぼ ちえこ) 代表取締役
業種:専門技術者養成スクール経営・PLコンサルティング業他
http://www.idp-tdn.com
設立年月日:2005年8月9日

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