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独立直後は元の会社関連で講師
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Q
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市川さんは独立する前は何をなさっていたのですか。 |
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A |
新卒でNECの子会社に入って18年間サラリーマンをやっていました。最初は営業でしたが、その後セールスエンジニアに変わりました。営業の補助として販売店をサポートする仕事でしたね。ヘルプデスクの仕事を経て、最後はパソコンインストラクターを養成していました。この最後にいた部署が独立を考えるひとつのきっかけになりました。 |
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Q
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独立したのはいつですか |
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A |
2000年11月です。自宅でスタートしました。独立した理由は会社が希望退職を募ったところに応募したのです。会社に残ったところで、別の部署に移動になりそうだという裏情報も耳にしたので先に手を打ったのです(笑)。会社の中にいるとどうしても間に必ず販売店が入ってしまうのでエンドユーザーを直接サポートすることができないんです。エンドユーザーはNECの製品だけを使っているわけではないのです。だから独立してエンドユーザーの方をサポートしたかった。「パソコンという便利なものをすべての人が使えるようにしたい。」サラリーマン時代から今に至るまで、この思いは変わらないですね。 |
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Q
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さきほど最後の部署が独立のきっかけのひとつだとおっしゃいましたね。 |
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A |
はい。最後の部署がインストラクターの養成セミナーや認定試験などを実施していて、自分が辞めても講師とか、講座の企画、試験官などで使ってもらえそうだったんです。だからしばらくはそれで食いつなげるかなと・・・。結局は駄目になったのですが、元の会社の同僚が人づてに私の話をしてくれて関連のパソコン教室で講師をさせていただきました。1〜2年続けたところで担当者が変わってお仕舞になりましたけど(笑)。 |
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便利な場所に拠点をもつ
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Q
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ではその後からが本格的な営業ですね? |
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A |
そうですね。それまで自宅で仕事をしていましたが、「でじたるさろん・こうらくえん」という名称でインターネットカフェを外に構えて、そこでパソコンの個別指導もやることにしました。人が集まる場所として、その人の目的に合ったパソコンの使い方を教えることができる、地の利のいい場所に拠点が欲しかったのです。「そこに行けばいつでも誰かがいて教えてくれる」という環境をユーザーに提供することが大切だと思ったからです。 |
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Q |
物件はどのように探しましたか |
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A |
たまたま、後楽園駅へ向かう途中で、貸家の張り紙を見つけて、場所(後楽園駅からすぐ。東京ドーム、遊園地が目の前!)のわりには家賃が安かったので決めました。前の持ち主の荷物が、部屋にぎっしりそのまま残っていて、その荷物を片付けることと、内装費用が借主負担だったので安かったんですね。1ヶ月くらいかけて部屋を片付けて、退職金をつぎ込んで内装工事をしました。狭いところですが天井や壁を白にして、元の会社のツテで蛍光灯を工場から安く仕入れ、その分多めにつけて明るく清潔感のある雰囲気にしました。 |
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Q |
営業としてはどんなことを? |
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A |
ひとつはチラシですね。人通りが多い場所なのでチラシを表においておけば、すぐ減っていきます。近くに税務署があり確定申告の時期には税務署帰りの人たちがずいぶんチラシを取っていってくれました。文京区役所も近くにあってそこにもチラシを置かせてもらっています。区役所には地域の人たちが無料でパソコンを使えるコーナーがあるのですが、そこではプリントアウトができないので、プリントをしたい人たちがいると、区役所でうちを案内してくれるんですよ。 |
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Q |
区役所にチラシをおくのはどうやって? |
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A |
厳密に言うと区役所の中にある中小企業振興センターですね。センターが主催する文京区産業情報ネットワーク「BUN-NET(ぶんねっと)」に入ると、会員は、チラシが置けるんです。またBUN-NETを通じて日本経営士協会の理事長さんと知り合いになったおかげで、経営コンサルタントの方たちともずいぶん知り合いになりました。経営士の方々は年配の方も多いので、パソコンサポートのニーズもかなりあると見ています。 |
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一人一人に合ったサポートを
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Q
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その他の営業方法は? |
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A |
検索エンジンサイト「とくめるくらぶ」を立ち上げたので、そこで広報しましたね。
この検索エンジンでは、メルマガを発行していて、ご登録いただいたサイトを紹介するんです。また定期的に登録内容更新のお願いメールも発信しています。おかげで認知度が上がってきましたね。今後は、こちらの広告収入を伸ばす工夫も必要ですね。 |
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Q
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最後にサポートのお仕事について一言。 |
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A |
お客さんには近所に住む80歳の女性もおられました。チラシをみて訪ねてくれたのですが、自分はローマ字入力ができないからパソコンは駄目だとおっしゃる。そんなことはなくて「かな入力」だっていいんです。この方には「かな入力」の方法を時間をかけてサポートさせていただきました。ブラインドタッチじゃないと駄目とか、パソコンについては、皆さん、かなり思い込みがあるなあと感じています。人それぞれ持っているパソコンも違うし、ソフトも違う。パソコンを使う目的も違いますよね。思い込みをなくして、一人一人に合ったカリキュラムで、ふさわしい形でパソコンを仕事や生活に生かすためのサポートをしていきたいです。
―貴重なお話をありがとうございました。
(聞き手/船矢佳子) |
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