●キープラネットTOPページへ
キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
●プロフィール・経歴 ●講演実績  ●コラム「銀座物語」
−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
 

2007年8月6日配信★【きぷら開運157号】★より

川野真理子の「ガンバレ女性起業家!ガンバレ自分!」

 キッズドア主宰(有)ワッフル代表取締役 渡辺由美子さんが主宰した

 「第1回キッズドア・コンベンション」
  −未来の大人のために私たちができること−
    http://www.kidsdoor.net/project/index.html

 が無事に終了しました。(メルマガ155号で紹介)

 渡辺由美子さんがキープラネットのドアを叩いたのは、2006年1月で
 した。「『キッズドア』という子どものためのポータルサイトを作り
 たいのですが、私のような名もない小さな会社の者が、企業さんにス
 ポンサーのお願いに行っても話を聞いてくれません。
 それで、実績と信頼のあるNPO法人キープラネットの中に、社会貢献
 事業部を作って、子どもたちのために活動させてほしいのです。応援
  していただきたいのです。」そう言って、入会してこられたのでした。

 あれから1年半。よくぞこの短い間で、ここまで目に見える形に発展
 させたものだと感動しています。

 このイベントに参加しながら、2000年3月に3日間開催されたIBMフェ
 ア「女性SOHOサミット」プレゼンステージの運営とコーディネーター
 をまかされた頃のことを思い出していました。

 あのとき、プレゼンターとして当時無名だった込山民子さんを指名し
 ました。込山さんは、「あの〜、プレゼンってなんですか?」という
 レベルだったので、当然断ってきましたが、そのとき「あなたはもっ
 と大きくなる人だからこのプレゼンには絶対に出なさい!」と半ば強
 制的にプレゼンターの1人に入れてしまったのでした。

 込山さんはそのとき、急遽企画書の作り方とプレゼンテーションの先
 生に特別個別指導を受けに行き、準備を整えて当日臨みました。

 出演料はもらえないどころか、確か5000円払ってもらったと思うので、
 踏んだり蹴ったりだったかもしれません。が、結果は思った通り、初
 めての経験とは思えない堂々としたプレゼンぶりでした。

 そして、この半年後、彼女はいきなり400人セミナーを開催しました。
 もちろんこれも初めてのことでしたが、ほぼ満席に近い人を集め、彼
 女のネット業界における知名度はこのときから、ぐっと上がっていき
 ました。
 今やこの業界で込山さんを知らない人はいないくらいのカリスマ的な
 存在になっています。

 インターネットという新しいツールが世の中に出てきて、企業もメー
 ルやWEBを活用し始めた頃でしたから、時代に合ったテーマでした。

 渡辺さんのテーマは「子ども」ですから、それ自体は目新しいテーマ
 ではないため、残念ながら300人の会場を満席にすることはできませ
 んでしたが、それでも「渡辺さん、いよいよスタートしたね」と、心
 の中で思わずにいられませんでした。

 バトントワリングの元全日本チャンピオンや、元世界チャンピオンが
 パフォーマンスで出演してくださったり、日立製作所さんの社会貢献
 事業担当者が事例紹介をしてくださったり、子どもをテーマに積極的
 に活動しているNPOの方や、文化庁の方も事例紹介をされていました。
 まさに、産官学を巻き込んだイベントでした。

 あえて重箱の隅をつつこうと思えば、そりゃ、あるでしょう。プロ
 でも毎回苦労する、おなじみの課題です。
   金額が高くなかったか? 告知は十分だったのか?
   場所はどうだった? 対象を絞りきれていたか? 
   テーマはわかりやすいか? 等々。

 森をみないで木のことを言うのは簡単です。目の前の木はよく見える
 し。

 でも、大切なことは、目の前の木が、とてもよい木になりそうなら、
 将来できるであろう森を予想して、この木がスクスク伸びていくこと
 を願うことだと思います。

 1本、1本、どんな木を植えていくのでしょう。本人にだって、まだ
 森は見えていません。

 だからこそ、私たち先輩は批判するだけではなく、可能性にエールを
 送ってあげたいと思うのです。

 「よい木を植えてよい森を作ってくださいね。私にはできない森を、
 代わりにあなたが作って、緑の多い国に尽力してください。私は、森
 ではなくて、遊園地を作って、人々に楽しみや癒しや平和を作ります
 から。」

 そんなふうに思うのです。

 渡辺さん、これからだね。頑張って!

 失敗したらどうしよう・・・なんて思っている人がいたら、私は
 人生は、結果が重要なのではなくて、積み重ねが重要なのだと思って
 います。

 だから、もし、自分が失敗したと思ったら、次には失敗しないように
 頑張り続けていけばよいのです。課題は見つかれば見つかるほど、
 前に向かいやすくなりますし、大切なことは、その人がどんなことを
 想って、そのことに向かっているかという姿勢を伝えることではない
 かなと思います。

 私は、自分自身がこれまで突っ走り続けてきたからこそわかったこと
 が沢山あります。もちろん、失敗の達人とも言われていますし、(^_^)
 でも、この経験が役に立つことも多く、過去にとっても大変だったと
 きにあればよかったのにと思ったことを、今度の新しい事業の中に反
 映して、世に表現していきたいと思っています。

 これが成功すれば、失敗の達人転じて成功の達人になる‥・(?かも)
 です。(笑)

 多くの女性起業家は、
 子どもが小さくても、親の介護が必要になっても、家族の理解が難し
 くても、自身の健康・家族の健康に問題が生じても、離別・死別はも
 ちろん、加齢の症状も受け入れ、すべてを受け入れて、事業をしてい
 ますね。

 改めて、彼女たちのすごさや想いの強さ、純粋直情な気持ちと行動に
 感心するし、敬服します。

 もちろん、いいときばかりではありませんが、困難を乗り切ってから、
 実はもう終わったことなんですけど、こんなことがあったんですと、
 連絡をくれる人もいます。
 本当に、ああ、なんて大変だったんだろう、よく頑張ったね、私も大
 変だけど、一緒に頑張ろうねと、思ったことが何度もありました。

 大変なときは、大変なんだ〜と言いにおいで!
 まっすぐ家に帰りたくないときも、女1人で大丈夫だからおいで!
 いい事業アイデアが浮かんで、人の意見が聞きたくなったら、おいで!
 元気になりたいときは、おいで!
 元気なときも、もちろんおいで!
 愚痴りたいときは愚痴りにおいで! 怒らないから大丈夫!(^o^)

 そんな想いがあって「ガンバレ!女性起業家」という裏コンセプトの
 コミュニティレストランを来年開業します。    ~~~~~~~~~~~~
 もちろん、表コンセプトは、女も男も一緒。東京と地方を“食”で
 繋げる起業家のコミュニティサロンです。

 女50で再チャレンジ。これから会社も作ります。未経験の食事業に
 入っていきます。

 「ガンバレ女性起業家! ガンバレ自分!」

 そんな思いで、ブログを開始することにしました。

 わからない機能が一杯あるので、まだまだ、未完成ですが、
 これから一つずつ、開業に向けたあれこれを書き留めていきたいと思
 います。

 もし、よろしかったら読んでみてください。

 川野真理子のコミュニティレストラン開業準備日記
   http://kawano-mariko.cocolog-nifty.com/blog/

 みなさんのコメントお待ちしています。

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html
 
過去の記事へ銀座物語目次へ新しい記事へ
ページトップに戻る

Copyright(c)2005 Keyplanet workshop.All Rights Reserved.