●キープラネットTOPページへ
キープラネットについて
代表・川野真理子


会員研究会・勉強会
●セミナー・講演・講座 ●会員研究会・会員勉強会 ●ランチ会・交流会 ●起業家のためのパワーランチ講座
《 第1回NPO法人キープラネット女性起業家シンポジウム 
シンポジウムの内容 写真集 代表川野のコメント レポート
第1回 女性起業家シンポジウム レポート
7月23日、女性と仕事の未来館(東京・田町)に於いて、キープラネット主催 第1回女性起業家シンポジウム「7つの壁と7つの夢」が開催されました。
「女だてらに」「女のくせに」という言葉を鼻で笑って突き進んできた(であろう)元気でパワーあふれる7人の女性起業家が、これでもか! というほどの赤裸々体験を語るとともに、未来を切り開く熱い思いを披露してくれました。

当日の熱気あふれる会場の様子を、少しでも伝えられれば幸いです。
  来場者のブログから・・・  
 
タイトル :「迫力…!」

女性の社会進出はめざましいと言われるけれど、現状一部の大手を除いて女性の仕事環境は、相も変わらず厳しいようです。

大手企業のコスト削減策は、正社員を採らず非正規の派遣社員への転換がほとんど…。都合よく使われ、社会保険も受けられず…。
団塊世代が来年から大量に退職しても、若い人達が有利に就職出来るとは言えない…。

まったく、30年前の就職戦線以上のたいへんさのよう…。

そういう中で、女性の起業希望者が増加している。

自分達で仕事を創る意欲的な人達…。

今日は、其の中の極少数の成功者をパネリストに招いてのセミナーでした。全国から集まったベンチャー企業の女性社長達。一様にいくつもの修羅場を乗り越えた顔は、ソフトな表情ながら気迫が滲み出ています。

しかも、7名のパネリストのうち2人は上場を目指すと言う強者も…。

女性起業家の生々しい奮闘記に、思わず身を乗り出してしまいました。
子育てや介護をしながらの厳しい仕事環境、仕事と家庭の両立が難しく離婚やうつ病の経験、事業撤退や倒産等の失敗と挫折、そのほかにも詐欺被害や人事問題等々、行く手を阻むさまざまな壁の話が次々に出てくる…。これでもかと押し寄せるピンチに「ピンチはチャンス!」を口癖にして、とてつもない壁を乗り越えた方達の話は、大いに参考になりました。

困難があってもなお、仕事を続けるのは、信頼できるスタッフ達と協働して、社会に役立つ仕事を提供しているという誇りと達成感があるからと言い切る社長達…。そこには、自分自身のありのままを受け入れながらも、自然体で力強く一歩を踏み出した素敵な女性達の姿がありました。

300名ほど入る会場は満席。
交流会もホワイエに人が溢れるほどの盛況振り。
熱気溢れるウーマンパワーにすっかり圧倒された一日でした。
 
  アンケートの集計結果  
 

回答率・・・・62.6%
アンケート有効回答数 129件 
(シンポジウム参加者206人)

【企画・構成・進行について】
<大変面白かった> 58人 (45.0%)
<おもしろかった> 42人 (32.6%)
<まあまあ>    17人 (13.2%)
<ちょっと残念>  8人 ( 6.2%)
未回答     4人

【そう思われた理由は?】
〈大変面白かった〉
・普段なかなか聞けない素直な本音を聞けて、自分自身パワーをもらった。
・起業家の方々の本音が軽い語り口調で聞くことができて、私も彼女たちの知人の一人になった
  ような感覚で、楽しく話が聞けました。
・途中で企画がいろいろ入っていて、あきない工夫がされていると思いました。
・来場者への質問など参加型となり、楽しく一体感を感じられた。

<おもしろかった>
・分かりやすい構成で楽しく話を聞くことができました。もう少しビジネスの話しも聞くことができれ
  ばと感じました。
・おもしろかったが、実際起業した方法(プロセス)をもう少し丁寧に聞きたかった。
・「出し物」として工夫されていたので、あきずに説教臭くなくパネリストやコーディネーターの方か
  ら元気をいただけた。

〈まあまあ〉
・7人はやはり多い。もう少し詳しく聞きたかった。
・テーマが絞りきれてなかったように思う。どういう起業家のタイプがいたかはわかったけれど、
  来場者にどうなって欲しい、として作られたのかわかりづらかった。
・少し抽象的過ぎたきらいがあり、もっと突っ込んだ問題点が提起されると良かった。

〈ちょっと残念〉
・起業と関係のない遊びを入れすぎていた。自分の起業に関する話を各自してからシンポジウ
  ム形式を取るべきで、終始彼女達の雑談を聞いているようで、まとまりがない。

【印象に残ったことや心に響いたこと、全体を通して感じたこと等】
・「ピンチはチャンス」起業だけにあてはまることではなく、生きていくこと全てに言えます。
  全体 を通して「どう人生を生きていくか」という姿勢、全てここからはじまるのだとつくづく実感
  しました。

・パネラーの方全員がとても前向きだったことが印象的だった。何か特別なことをしているので
  はなく、意外と普通の事をきちんとこなしてチャンスをつかんでいるのかと思った。

・ 前向きで強く、困難にも正面から立ち向かう、そして笑顔も忘れない女性起業家の方たち、
  かっこいいと思いました。日本を変えられるパワーを感じた。

・ 女性の事業家たちの発想は、“人の幸せを願う”という部分が大きく、従来の男性型の企業と
  は大きく性格が異なっていると、とても強く感じました。みなさん頑張られているのに、やはり
  性的役割分業に縛られているのだと、いまの社会の窮屈さも実感しました。

・ 大手の証券会社やベンチャーキャピタル主催の起業家シンポジウムではこの暖かさは、味わ
  えないと思います。起業家の失敗談をさらけ出し、皆それぞれ悩みもあり困難にも立ち向かっ
  てきた体験談をたっぷり聴くことができました。

 
  心に残った「キーワード」  
 
「ピンチはチャンス!」
「最後まであきらめない」
「かっこつけるな!!」
「ダメな自分を認める」
「夢がなければ壁にあたらない」
 
  パネリストの皆さんからのメッセージ&感想  
 
藤井リハーサルを終え、開演時間がせまっても、さほど緊張感はありませんでした。増田さんの取りまとめ方の上手さは知ってましたので舵とりを彼にお任せし、大船に乗っている気分でした。

「女性起業家」ともてはやされている間は、事業家としてまだまだ「ひよこ」だと思います。ただ、シンポジウム後の交流会で名刺を携えて私のところに来てくださった方々と話をさせてもらった限りでは、多少なりともお役に立てたのではないかと思いました。

「元気をもらいました」との言葉も後日メール等で多数いただき、逆に私の方こそ「頑張らなければ」と元気をいただきました。私自身、いろいろな会を主催する立場ですが、改めてこのような会の重要性を感じました。また、一つのことを成し遂げるために、沢山の方の力を借りること。そのことで一体感と達成感を得、自信にも結びついていくことを再確認しました。

このような機会を与えてくださったキープラネット、そして来場者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
オフィスFABB 藤井晶子
 
中山昨年、12年ぶりに無事出産をした私にとって、今年は新たな自分を前面に出して行くことが課題でもあったため、シンポジウムのお話があったときは自分から手を挙げました。そして、7人が決定し、当日に向かってMLでの打ち合わせ、顔合わせを通し、それぞれの豊かな個性と経験と人柄に感動しました。前日ギリギリまで仕事をこなしながら次第に盛り上がって行く様子がMLのやりとりからもヒシヒシと感じられ、当日のリハーサルは和気藹々とした、爆笑連続のリハーサルになりました。

多くの方とも名刺を交換させて頂き、新たな出逢いもチャンスが生まれたことにも感謝いたします。

起業を継続して行く為にはキープラネットのような同じ悩み、違う業種でも刺激を受けることができるそんな仲間が必要だということ。そして自分を常に書き換えて活性化して行くことが大切だ、とあらためて実感しました。
ワーカーズ&ブレーンズ 中山有美
 
堤最初は、7人ものパネリストを、どんな風に扱うのだろう? とかなりお客様気分でした。でも、だんだんと日が近づくにつれて、みんなの思いが伝染し、当日はちびを夫に頼んで朝から会場入り。セッティングのお手伝いもしながら楽しくさせていただきました。

会場は、これで200名? っていうぐらい後ろまでよく見えて、それが余計に一体感を醸し出したと思います。3時間がアっという間で、きっと出演者が一番楽しんでいたかも!?

『起業は大変だけど、とても夢のある楽しい仕事のしかたなんだ』終了後の懇親会がとても盛り上がったのは、こうしたメッセージが伝わったからでしょう。さまざまな業種の女性社長が集まってみると、みんな苦労してきたんだなあ、と。壁にぶちあたっても、諦めなかった先に見えた景色がわかり、私自身も負けないで頑張るぞ!と思えました。
キャリア・マム 堤香苗
 
増田前日までの川野さん始め、皆さんの250人集客するんだ! という意気込みは凄かったですね。成功させるんだ。というしたたかな想いも…。その通り盛会となり、懇親会での熱気は、今でも忘れられません。

可笑しかったのは、パネリストのMLで「当日は、何色の服を着るか?」というテーマが、真剣にまわったこと。特に、川野さんが舞台を華やかにするために、この色の気配りをしていることにビックリでした。(だって、いつもは・・・だもん!)

私自身は、今までパネリストとして参加したシンポジウムの中で、一番楽しかったですね。これは、誰かが出しゃばって「私が! 私が!」という気運が全くなかったからだと思います。終わってからもずっと一緒にいたいな、と思うようなパネラーの皆さんでした。

改めて、キープラファミリーの暖かさを実感したイベントに感謝申し上げます。
素敵な時間 増田かおり
 
渡邊「ともこさん 200人のシンポジウムをやるんだけれど協力してくれるよねっ。」いつものように威勢のいい川野さんの電話口の声に、「いいよ」と軽く答えてしまったのが運のツキでした。「だったら、パネリストやってよ。」「何話すの?」「苦労したことだよ、女性起業家として…」「私は箱入りおばさんだから、苦労したことないよ。」と言いながらも川野さんにノセられてつけられたタイトルが  『システム開発の遅れで涙の土下座パートナーとの決別』です。

会場はほぼ満員、舞台からでも結構顔が見えるのですね。
あの方も来てくださったんだ、と感激ひとしおでした。

普通のシンポジウムにしたくないと、司会歴31回を超える増田さんを中心に、練りに練られたプログラム。パネリストなのに私も観客と同じように楽めたのは初めての経験かも…。取らずにありのままの自分を語ることがでました。終了後の懇親会で初対面の方から「あなたの話にもらいました。」と言われ、「力をいただいたのは私のほうです。」とお返事しました。

そうなんです。みんなの想いが一つになれば、きっと夢はかなえられるんだ!それを体感させてもらった夏の日の一日でした。最後に川野さんに一言。「第2回目も頑張りましょう!」
ともクリエーションズ 渡邊桃伯子
 
加嶋私が一番印象的だったのは、川野さんの「緊張しまくりの笑顔」そして、会場のお客様の「高揚した笑顔」でした。増田さんの名コーディネートでどんどん引き出されていった、パネリスト達の本音に、お客様自身が、現在の、そして未来のご自身を重ねている笑顔のような気がしました。

いわゆるフツウの聞くだけのシンポジウムではなく「夢」や「壁」を共有する場になったのではないでしょうか。

私自身は、本番では用意していたことと違う話をしてしまい、ほんのわずかの時間で話しきれないだけの「壁」といいますかさまざまな事柄を過ごしてきたのだなあと、改めて自分を振り返りました。また、パネリストの方々が明るく語るご自身の「壁」の話に、「どうやってその壁を乗越えてこられたんだろうとワクワクする」それが起業家としての醍醐味かもしれないと思うと同時に、とても勇気づけられました。

川野さん、スタッフの方々、キープラネット会員の皆さん、そしてご来場いただきました皆さま、本当におつかれさまでした。
ぷらんにんぐあい  加嶋智美
 
奥村このような企画に参加させていただけたこと、とても光栄に思いました。数年前には自分自身が事業の行く先を模索していたわけですから。

そして当日は、会場の空気を読むのに必死だったような気がします。受けなくても地味でもいいから、会場の皆さんが本当に聞きたいことをちゃんとしゃべりたいと思いました。

そういう意味で、自分がパネリストとして誠実であったかどうか、ちょっと心配です。

新しい発見としては、自分にとってはですが、育児とか主婦業とかは一日全体の仕事のひとつであり、壁というよりは時間配分が男性とは違っていたのだという再認識です。
ですから子育てが一段落したとき、使える時間の多さに感激し、事業家としての自分の人生は、これから始まるのだと思いました。うれしさで、ちょっとぞくぞくしましたね。

年を重ねていくことは、そう悪いものではありません。皆さんの中にも、女性特有の時間配分を余儀なくされている方がたくさんいると思いますが、それだからこそ、仕事と家事その他を同時にこなしている自分をかっこいいと思ってがんばってほしいと思います。

それから、課題は次々にやってくるので、これからも乗り越えることを楽しみたいと思います。

株式会社プロンテスト 奥村真知
ページトップに戻る

Copyright(c)2005 Keyplanet workshop.All Rights Reserved.