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  【独立事典デスク:週刊「増田紀彦」通信】
第124回「NOと言わない起業家」 2005.02.10配信
『創業者が望むこれからの支援機関』。このお題をめぐって2時間に及ぶパネルディスカッションが行われました。独立行政法人 雇用・能力開発機構 神奈川センターの主催。思いつきそうで思いつかなかった、というか、「そんなこと、本気で語り合っちゃっていいの?」と、ちょっと主催者に気を回したくなるようなテーマ……。でも客観的には、重要かつ興味深い切り口です。

 会場に用意された席は約300。それが開会前から満杯。やはり関心事なんですね。後で聞いたところ、来場者の7割が起業家や起業予定者、3割が支援関係者だったとか。なるほど。両者が大集合すれば、すごい人数になるわけです。

パネラーは3人。NPO法人キープラネット代表の川野真理子さん、(株)キャリア・マム代表の堤香苗さん、(株)エム・エス・コンサルティング代表の山口学さん。いずれの方も自身が起業家であると同時に、民間の立場で起業家を強力にサポートしている面々です。皆さん名うての論客。論客というのは、たいてい個性的。個性的な人というのは、本番で何を言いだすかわからない(笑)。

 だからコーディネーターは大変です。って、私なんですが(笑)。実際、パネラーの持ち味を引き出しつつ、話題をまとめ、進め、それを時間内に収めるという仕事は簡単ではありません。でも、いつも引き受けてしまいます。いま書いたような仕事を成し遂げた時の達成感は、もはや快感の域ですから。この日も「やって良かった」と、心の底から思えるシーンが終了間際に訪れました。

「最後の質問です。創業ブームというより、創業支援ブームではないのかという声も聞かれます。皆さんはその点をどうお感じになっていますか?」と私。
これに対する3人の回答が圧巻でした。「そうだとしても悪いことではない」というのがパネラー共通の見解。しかもその根拠がやっぱり個性的!

「納得いく人生を送りたいと思っていても、そのための選択肢として創業があることを知らない人に、それを気づかせる機会になる」と堤さん。納得です。
「ブームなら競争が起きる。その結果、淘汰と改良が進み、何年か後には、すぐれた支援機関が誕生する」と山口さん。ビックリ。でも納得です。「創業する人を支援する機関がたくさんあるなら、支援機関を支援する事業ができる。ビジネスチャンス到来」と川野さん。ブッ飛びました。でもでも納得です。

物事を瞬時に肯定的に捉える。それどころか好機とさえ捉える。起業家精神の神髄を思い知らされました。こんなしびれる場面を生み出せると思うと、いくら大変でも、私はコーディネーターの要請に「NO」を言う気になりません。

明日は「一円起業」に関するパネルディスカッションが東京都内で行われます。コーディネーターを務めるのは、もちろん私。武者震いしてきました!

  増田紀彦
  増田紀彦さんはキープラネットの副理事長です。
文中に登場する堤香苗さんもキープラネットの正会員です。
   
 
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