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  【独立事典デスク:週刊「増田紀彦」通信】
第135回「独立したからこそ見える天職」 2005.04.28配信

気がつけばすっかり旧い友人になった二松まゆみさんから、突然、連絡がありました。「いろいろ面白いことやってるから遊びにきて」と。彼女は15年前に主婦ネットをつくりあげ、それを基盤に多彩な事業を展開してきた女性起業家の第一人者です。その「まゆみシャチョー」が突如、一線から姿を消したと思ったら、今度は「まゆみショチョー」として、私の前に姿を現しました。

「夫婦仲と性の相談所所長」。それが現在の彼女の肩書です。『もっと、夫婦は恋できる』という本の著者としても知られています。本人は「起業家を引退して、人生をゆっくり楽しむつもりだったのに、何だか最近のほうが忙しいのよねえ」なんて、贅沢なことを言っています。でも、私は思うのです。今の彼女こそ、本当の意味での起業を果たしたのではないかと……。

 一方、毎月のようにお会いする三根早苗さん。彼女は「わくらく」というネットワークを結成して、癒し系ビジネスを始める女性たちを全身全霊で応援しています。が、少し前までは、彼女自身がひとりのアロマセラピストでした。学生時代、実験で負った自分の火傷が治癒していくさまを見つづけた彼女は、いったん化学メーカーに就職したものの、やはり人間の治癒力を引き出す仕事をしようとアロマセラピストに転じます。その後、自分と同じ思いで仕事を始める仲間を見て、「私だけが頑張るのではなく、全体を盛り上げなければ」と思ったそうです。「そう言えば、子供の頃から仕切り屋だったんです」と。

 その三根さんがプロデュースした『輝く女性の生き方 100』という本は、初版が瞬く間に売れて、すぐに第二刷が出るというすさまじさ。癒し系に限らない、さまざまな分野で活躍する女性起業家100人を彼女がまとめて、原稿を集め、出版にまで漕ぎ着けたのです。確かに彼女は敏腕の「仕切り屋」です。

 本といえば、知人の森英樹さんから著書が送られてきました。書名は『起業のネタ!』。文中で彼は、「当初、インテリアコーディネーターとして独立した中山瑞穂さんは、顧客の声を聞くうち、ニーズはあるのに、製品化されていないカーテンの存在に気づき、それなら自分がそれをつくろうと考え、今では有名カーテンメーカーの社長になっている」という逸話を紹介しています。

森さん自身は「週末起業フォーラム」のチーフコンサルタントとして知られる人物です。が、独立当初から、彼はその肩書を持っていたわけではありません。普通に「経営コンサルタント」として、スタートを切ったはずです。

駆け足で紹介した4人の起業家のエピソードが伝えているもの。それは独立前から、独立後の自分の理想的な姿など、完全には見えないということです。「独立して、看板も何もない裸の自分になり、一生懸命やったからこそ、ついに自分が頑張れる場所を見つけられた」。こういう展開でいいと思うのです。だいたい、自分の将来を読みきれていたら、人生、面白くありません。

  増田紀彦
  増田紀彦さんはキープラネットの副理事長です。
文中に登場する森英樹さんもキープラネットの正会員です。   
   
 
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