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  【独立事典デスク:週刊「増田紀彦」通信】
第154回「時代を読む2つの方法」 2005.09.22配信

流行語大賞。今年は「想定内」か「想定の範囲内」か、そのへんだと思っていたのですが、ここにきて「改革」が急浮上ですね。多分、こっちでしょう。

 まあ、それはいいとして、最近いろいろ考えます。前回のコラムに書いた遺言セミナーの影響もあります。衆院選の経緯と結果にもあれこれ思うし、村上ファンドの村上さんの講演を聞いて、社会改革の緊急性が胸に迫ってきたり。一方で個人情報保護法の勉強会に参加し、社会が日増しに複雑化していくことを痛感したり……。物思う秋? いや、物思う時代、そんな感じです。

 自分がどんな時代、どんな社会に生きているのか。堅い言葉で言うと、時代認識がとっても大切だと昨今感じます。今後、誰が喜び、誰が泣くのか。何が生まれ、何が消えるのか。どんな事が大事で、どんな事が些末になるのか。

 そんな世の動向をマクロで理解しようと思えば、何といってもわかりやすいのが株式市況です。国際情勢や政局をも反映しながら、市場ニーズと企業シーズがぶつかりあって、それこそ、何が伸びて、何が伸びないかの審判を毎日繰り返すわけですから。株式売買に興味のない人も、市況の解説や、関心のある業種や企業がどんな評価と分析をされているのか、少し触れてみてください。めぐりめぐって、必ず自分のためになります。もっとも、人ごとだと思うと身が入らないのも事実。低位株(うんと安く買える株式)を少し持って、直接、自分にかかわる問題にしておくと、興味がわいてくるかもしれませんね。

 でも、世の変化は、ミクロな世界からでも掴み取ることができます。最近、立て続けに2人の女性から面白い言葉を聞きました。1人め。「飛行機に乗って全国飛び回って、なんかカッコいいよね、アタシ(笑)。まさか、自分がこんなふうに仕事をするようになるなんて思わなかったな」。2人め。「自分のしていることは、大変なことだってわかってきました。上場企業の取締役ですよ。まさか、ワタシがそんな立場になるなんて考えてもいなかったから……」。

 そうですよね。多くの人は自分の成長を願うものの、将来、具体的にどうなっているかまでは予測しきれません。彼女たちも例外ではありませんでした。

では、2人はなぜ今活躍しているのでしょう?「わが町にも来て」と呼ぶ人がいるから飛び回る。「役員になって」と頼む人がいるから引き受ける。ってことですよね。要するに2人とも、高い評価を受けているわけです。言い換えれば、彼女たちの持つ何らかの力が、今、そしてこれからの時代に求められているということです。彼女たちの魅力の根源を見つめれば、世の中が向かう方向が見えてきます。こういう分析は、数字を眺めるよりも実感値があります。

皆さんの身近にも、輝いている人がいますよね。誰が、その人の何を、求めているのですか?そんな観察から、時代認識を深めていくことも可能です。

  増田紀彦
  増田紀彦さんはキープラネットの副理事長です。
  文中の女性の一人目はキープラネット代表川野です。
   
 
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